❖弊社の代表銘菓「若草」は、松江藩七代藩主・松平治郷(不昧公-ふまいこう)の春の茶席菓子がルーツになっています。古い文献によると昔の若草には蓬(よもぎ)の煮汁が用いられたそうです。
そこで2018年の不昧公200年祭に合わせて、蓬(よもぎ)の粉末を使った「復刻若草」を発売し、多くのお客様からご好評を頂きました。しかし当時入手できる蓬(よもぎ)の粉末は外国産でした。
「出雲は大昔から薬草の産地。地元の蓬(よもぎ)を使った若草を作りたい」という社長の想いに共感してくださった方々のお力添えにより、三年の月日をかけて完成したのが「よもぎ若草」です。
❖蓬(よもぎ)は「ハーブの女王」とも呼ばれ、古くから日本人に親しまれてきました。
島根町産の蓬(よもぎ)を地元のお茶屋の工場で丁寧に加工してもらうことにより、蓬(よもぎ)自体の優しい香りと綺麗な色合いが保持されています。
同じく島根県内で収穫されたもち米から作る求肥と見事に調和し、最高品質の若草が誕生しました。抹茶は勿論、紅茶や珈琲にも良く合う味わいです。若草を長年愛してきださったお客様も、まだ若草をご存知ないお客様も、ぜひ一度ご賞味ください。
❖緑に包まれ日本海を望む島根町の蓬(よもぎ)と、山々から清流が流れる奥出雲のもち米。
豊かな自然の息吹を感じる銘菓をお愉しみいただけますよう、想いを込めて作りました。