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セミナー等

第35回先端科学技術講演会のご案内です。

2017年2月3日

島根県産業技術センター下記の通り案内がありました。


 当センターでは、技術力の向上を通じ本県産業の振興、進歩の著しい
科学技術に対する啓発活動などを目的として「先端科学技術講演会」
を随時開催していますが、今回、九州大学教授の園元謙二氏を講師とし
てお迎えし、次のとおり開催することと致しました。
多数の皆様のご参加をお待ちしております。

【日時】平成29年2月17日(金) 13:00~14:30

【場所】テクノアークしまね 4階 大会議室(松江市北陵町1番地)

【講師】園元 謙二 氏
     九州大学大学院農学研究院
     生命機能科学部門 システム生物工学講座 
     微生物工学分野 教授

<主なご経歴>
1982年京都大学大学院工学研究科博士課程修了。
同年京都大学工学部助手、1990年九州工業大学助教授、
1993年九州大学助教授、2001年教授となり現在に至る。
食品・医薬・環境保全のための微生物利用技術の開発を目的として、
基礎研究および多くの産官学連携プロジェクトなどを推進し、
実用化研究も精力的に行っている。主な研究は以下の通りである。
・次世代の抗菌物質、抗菌ペプチド・バクテリオシンに関する研究
  乳酸菌由来新奇バクテリオシンの探索と応用
  新規ペプチドデザインを目指したランチビオティック工学
・次世代バイオ燃料・バイオマテリアルの発酵生産に関する
培養工学的研究
  バイオマスを利用したアセトン・ブタノール・エタノール発酵、
乳酸発酵
  乳酸菌による医学的機能性食品および食品素材の生産に関する研究
 (乳酸菌機能の戦略的活用の具現化と新産業の創出)

【演題】『新産業創出をめざした乳酸菌の戦略的研究』
乳酸菌バクテリオシンの特徴を活かした安全な微生物制御は食品の保存
に利用されている。その特徴と食品への応用を紹介すると共に、
さらに高度な微生物制御をめざし、いくつかの課題を克服するための
取り組みや他分野への利用を述べる。また、乳酸菌を利用した機能性食品
・素材の開発、「アプローチをデザインするスマート発酵工学」も
紹介したい。
さらに、研究開発の“のぼせ者”を育てる(になる)ための教訓も
述べたい。

【お申し込み】
以下HPに掲載の申込用紙にて2月13日(月)までにメール又はFAXで
お申し込み下さい。
http://www.pref.shimane.lg.jp/industry/syoko/kikan/shimane_iit/kouenkai_35.html

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