しまね産業振興財団から下記のとおり案内がありました。
島根県内のものづくり企業(固いもの系の製造業が対象)を支援する人材養成講座『設計開発型ものづくり支援コース』の第3回セミナーを6月27日に開催します。
つきましては、関係する県内企業に向けて、セミナーの内容をご周知いただきますようお願い申し上げます。
第3回セミナーのテーマ「材料力学の基礎と設計への応用<超初級編>」
強度設計は機械設計にはなくてはならない工程で、これを見誤ると重大な事故、クレームに繋がりかねません。
今回は、冒頭に、実際起きた機械事故例とその原因となった設計上の問題点を紹介します。
その上で、背景にある材料力学について、『材料力学・機械強度設計において初歩で把握すべきポイント』を中心に、演習問題や図を用いて解説します。昨年までの入門編よりも基礎部分に重点を置き、より多くの演習問題に挑戦します。
現在、機械設計の実務に携わっている方はもちろん、機械設計初心者、もしくは機械設計を学び直してスキルアップしたい方も、基礎の部分が含まれますので、是非ご参加ください。
セミナー開催概要<予定内容です>
1.機械の事故例
2.材料力学の基礎
2.1 力とモーメントの釣り合い
2.2 静定問題
2.3 応力とひずみ
3.材料の挙動
3.1 応力ひずみ線図
3.2 内部応力と破損のクライテリア
3.3 応力集中と疲労
■講 師:澤 俊行氏
広島大学大学院工学研究科機械システム工学専攻特任教授(名誉教授) 工学博士
■対象者:材料力学を初めて勉強したい方。強度設計をしなくてはならないが、何から始めればいいのか分からない方。
もう一度、材料力学を基礎から学びたい方。
■日 時:平成25年6月27日(木) 10:15~17:00
■会 場:テクノアークしまね(松江市北陵町1) 松江駅からバス(230円)で約15分
■参加費:3,500円
■定 員:30名(先着順)
■申込方法:下記HPの申込み書式によりFAXまたはEメールにてお申し込みください。
http://www.joho-shimane.or.jp/docs/2013052700017/
■申込締切:平成25年6月20日(木)
※機械設計に携わる方を対象にして、「材料力学の基礎と設計への応用」をテーマとして3回シリーズで開催します。
今回はその第1回目。2回目(梁編)は9月、3回目(ボルト編)は12月を予定しています。