しまね産業振興財団から下記のとおり案内がありました。
現在下記セミナーの参加者を募集中です。
定員にまだ余裕がございますので、関係企業へご紹介願います。
「表面分析装置に関する実技講座」開催のご案内 ―異物分析・不良品原因究明の解析について―
工程管理および不良品の原因究明に不可欠な分析装置の基本的使用方法を習得することにより製品の品質管理への応用を理解していただきます。
第1回 講習装置名:赤外分光光度計
平成26年1月17日(金) 13:00~16:00
第2回 講習装置名:走査電子顕微鏡・元素分析装置
平成26年2月7日(金) 13:00~16:00
【共通の時間割】
時 間 項 目
13:00~13:15
13:15~16:00
分析装置の概要および測定原理について
分析装置の応用操作について
異物分析の実習
測定サンプルは、測定希望されるものをお持ち下さい。
実際の分析について、試料の作成から、分析まで実習します。
持ち込みサンプルが無い場合は、こちらで用意したサンプルをご使用下さい。
サンプルのサイズは、3cm×3cm,高さ5mmまでとしてください。
研磨が必要なサンプルは、時間が限られているので、ご遠慮ください。
講 師
島根県産業技術センター 環境技術科 科長 田島政弘氏
受講対象
県内企業で製造工程における品質管理に従事する方
定 員
各7名程度
(募集締切後、受講決定等について連絡者の方にご連絡させていただきます。定員を超える場合は抽選とさせていただきます。)
受講料
無料
会 場
島根県産業技術センター 研究室 (松江市北陵町1番地)
申込方法
こちらからお申込み下さい。
http://www.joho-shimane.or.jp/docs/2013120300019/
募集締切
第1回 平成26年1月10日(金) 第2回 平成26年1月31日
各装置のご紹介
【赤外分光光度計】
FT-IRを用いた異物分析は、有機物分析に威力を発揮します。特にプラスチック類については、赤外スペクトルパターンからプラスチック種類の特定が可能です。また、顕微分光装置では、数10μmのサイズのスポットで分析できますので、小さな異物の分析もできます。
昨年度、最新式の赤外分光光度計を購入しました。以前の装置より、かなり使い勝手がよくなっております。
【走査電子顕微鏡・元素分析装置】
材料の表面形態観察を30倍から20万倍程度の範囲で行いますので、微小な異物の形態観察に有利です。また、光学顕微鏡に比べて焦点深度が深いので、凹凸のある試料でも観察が可能です。付属のEDX(EDS)により、元素分析が可能ですので、付着物や変色部分などトラブルシューティングにおいても威力を発揮します。
分析例:
1)金属表面の異物分析 2)配管中の付着物の分析 3)食品や樹脂中の金属片の特定
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主催:(公財)しまね産業振興財団 協力機関:島根県産業技術センター