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セミナー等

『3Dものづくり技術活用セミナー』周知・集客のお願い

2019年10月10日

しまね産業振興財団 経営支援課から、下記の通り案内がありました。


 この度、
3Dものづくり活用セミナー
『もう一度考える、ものづくりコミュニケーション』~今こそ引き出す3次元の旨味~
と題しまして、3次元CAD/CAM/CAE等のデジタル技術を経営にどう生かし経営環境の変化に対応していくかを考えるセミナーを企画いたしました。(山陰3Dものづくり情報交換会とのコラボ企画です。)
特に、製造業の経営者・後継者の方に聴いて・考えて頂きたい内容となっておりますので、企業訪問の際には是非、周知の程よろしくお願い致します。
詳細・お申込みはこちら↓
https://www.joho-shimane.or.jp/news/wanted_seminar/3904

【開催日時】 2019年11月9日(土)11:00~16:30
【会 場】 くにびきメッセ 小ホール(島根県松江市学園南1丁目2−1)
【参加料】無料 【定員】50名
【共 催】山陰3Dものづくり情報交換会 (https://drive.google.com/file/d/10sw5ZKbrnOyDifHd2ZL3GrY99N-16-5H/view)
【内 容】
①講演会 『設計意図を伝えるためのグローバル図⾯』~企業の現場で発生している図面の課題点~
②グループ討議 『2次元?3次元?うちの会社はどげす~だ!!』
③3次元CAD/CAM等のベンダー11社の展示会・相談会
④懇親会(3D技術による生産性向上を追求する方々との交流・情報交換)

 ここでいう「ものづくりコミュニケーション」とは、ものづくりに欠かせない「図面」の事を指します。製品や部品をどんな形・大きさで、どれくらいの精度・強度で、どんな機能を持たせたいかという意図を表現したもので、設計〜調達〜見積〜加工〜組立〜検査の全ての工程で必要となる情報、いわばDNAであり、製造に関わる全ての人をつなぐコミュニケーションツールです。「図面」には、紙図面、2次元データ、3次元データなどの形があり、その活用方法も日々進化しています。
 この最重要ともいえる情報(図面)の取扱い方については、日本では「難解な紙図面を人間が読みこなす」というアナログな部分が多く残されており、デジタル化が進む欧米や新興国から、生産性で遅れをとりつつあるという危惧する声も聞かれます。
 一方で、3次元技術を活用した生産方法への転換には、ソフトウェアへの投資・人材教育・業務フローの変更等検討すべきことも多いため躊躇されたり、「今のままで別に困っていないから」との声も聴かれます。
 
 3次元CAD/CAM/CAEシステムと工作機械・3Dプリンターがあれば、長年の知識と経験を持った熟練工がいなくても、高精度・高難度なものづくりが可能となりつつあり新興国の追随も激しくなっている今、今までのものづくりのやり方で本当にいいのか、県内(国内)の中小製造業者がいかに生き残るか、3D技術を駆使していかに付加価値の高い仕事で競争力を高めるか等、ヒントを得る機会にしていただければ幸いです。

※図面を取り巻く2極化の例
(見積業務)
 アナログ: FAXで送られてきた紙図面を見て見積計算。手間に忙殺される(多くは失注する)
 デジタル: 3D図面データをAIで処理し10秒以内で最適見積額を算定する技術が既に活用されている
(加工業務)
 アナログ: 職人が紙図面を見て、知識・経験を元に工作機械に加工プログラムを手入力して部品を加工
 デジタル: 設計3D図面データを工作機械用データに変換・転送して、正確かつ迅速に部品を加工

※「山陰3Dものづくり情報交換会」について
https://drive.google.com/file/d/10sw5ZKbrnOyDifHd2ZL3GrY99N-16-5H/view
山陰地方を中心に3D データを活用したものづくりに関して情報交換をする場として、2011年4 月に発足。県・企業・役職の枠を超えて、勉強会・セミナー・地域イベント・懇親会などを通じて、現在 100 名 あまりの仲間が切磋琢磨。全国の先進的なものづくり企業とも連携しており、最先端の情報をもとに熱い議論を交わ している。

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