島根県産業技術センターから、下記の通り案内がありました。
当センターでは、本県産業の技術力の向上を目的とし、随時講演会を開催しておりますが、このたび、島根県のメカトロ産業を拡大するためには何が必要かを考えるために、いろいろなメカトロ機器を開発されている若手の先生方に、開発事例とそれを支える開発プラットホームについて御講演頂くことにしました。
皆様何卒御参加いただきますよう御案内申し上げます。
【日 時】 令和元年8月28日(水)14:00 ~17:00
【場 所】 島根県産業技術センター1階 第1・2会議室(松江市北陵町1番地)
【講 師】
辰野 恭市 島根県産業技術センター所長
大原 賢一 氏 名城大学 理工学部 メカトロニクス工学科 教授
田崎 豪 氏 名城大学 理工学部 電気電子工学科 准教授
【演 題】
辰野恭市 :『島根県でメカトロ産業を拡大するために』
大原賢一先生:『ロボティクス・メカトロニクス機器の開発事例』
ロボティクス・メカトロニクス機器の開発には、ハードウェアからソフトウェアまでの多岐にわたる開発が必要となります。こうした機器の開発を効率化していくためにはシステムの設計が重要なポイントとなります。本講演では、これまで開発してきたロボティクス・メカトロニクス機器の紹介を行うとともに、ソフトウェアの開発効率化を目的としたミドルウェアとその応用について紹介します。
田崎豪先生:『Robot Operating Systemによる自動運転車と作業ロボットの開発』
Robot Operating System (ROS)はロボットソフトウェアの開発プラットフォームです。従来は、ロボットごとに専用のソフトを開発していたため、技術進化のスピードは鈍いものでした。しかし、ROSに基づいたソフト開発が世界中で一般的となってきた現在は、ロボットソフトを継承しやすくなり、技術が格段に進化しました。本講演では、ROSでのソフト開発法と、自動運転車、作業ロボットの開発事例を紹介します。
【お申し込み】
別添ファイルに必要事項をご記入のうえ、8月23日(金)までにメールまたはFAXでお申し込みください。参加費は無料です。