🐡宍道湖に生息するセイゴ(スズキ幼魚)は害魚として取り扱われ、シラウオを捕食したり、エラや背びれで網を破ったりと、漁業者は対処に苦慮している。
また、漁獲しても市場では値が付かず、多くは投棄されるため、宍道湖の生態系に大きな影響を与えている。
シジミや白魚等漁獲量の減少により、漁業経営が厳しい中、昔は利用していたセイゴの有効活用を求める声は大きくなっている。
🐡有効活用の声を受けて
①セイゴを使った「すり身」を製造するために各種機器を導入して「セイゴすり身」を開発。
②「セイゴすり身」を加工した「セイゴつみれ」を、学校給食用に開発。
③さらに、学校給食に対応するため、冷凍機や自動機を導入した。
🐡今後も宍道湖の生態系についての周知活動を継続してゆく。